「自然ガイド 函館山」買いました。

自然ガイド函館山

著者:木村マサ子
発行所:北海道新聞社

函館山は、自然だけではなく要塞跡だったり巨大な展望台だったり、様々な顔を持っていますが、そのどれをも網羅したガイド本が、これです。読み進めるうちに、どんどん函館山に登りたくなってしまう、詳細な登山道のガイドとミニマムな写真が秀逸です。

全9つある登山道ごとに、見所や生息する動植物のポイント、危険ポイントなどが詳しく紹介されているのはもちろん、動植物の特徴や見分け方、点在する観音様についても丁寧にまとめられています。また、登山時の注意点や持ち物、季節ごとに必要なものなどの記述もあり、巻末には花暦や鳥暦も掲載されています。

子どもの頃から何度か函館山には登ったことがありますが、ガイドを読みつつ自分の記憶の中の函館山を引っ張り出す作業がまた面白かったりします。実際に登ったときには気づかなかった建造物や動植物の探索に今すぐ向かいたい、そんな気分になってしまうガイド本です。

誌面の関係上仕方の無いことですが、少々写真が小さめです。しかし、小さいからこそ実物を生で見てみたい、という願望が生まれるのではないでしょうか。綺麗な花を見てもその名前がわからず、いつも覚えたいなぁと思いつつそのままになっている私のような人間は、ぜひこの本を片手に登山してどんどん植物に詳しくなっていって欲しいと思います・・・あれ?

なお、函館市土木部緑化推進課さんでは「函館山緑地パンフレット」を作成し、函館山ふれあいセンターや函館市地域交流まちづくりセンターで配布しているほか、PDFでダウンロードも可能です。内容は、トレッキングガイド、歴史散策ガイド、たんけんガイド(児童用)と3種類あります。こちらもおすすめ。

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