隠れ座頭:八雲町(旧熊石町)

旧熊石町、黒岩という集落にあった洞窟の奥に住んでいた妖怪。
昔はこの洞窟に訪れた正直者に宝を授けたという。
日本各地に隠れ座頭の名は伝えられているが、各地によって性質は異なり、悪者もいたようだ。
この洞窟には円空上人作の地蔵尊が安置されていて、眼病のものはこの洞窟に祈り、お礼に米を供えたという。

レポートと解説

国道229号線の道端に“円空上人滞洞跡”と書かれた案内の柱が立っている岩があり、そこが隠れ座頭のいた洞窟跡です。しかし残念ながら、もう洞窟は崩れてなくなっています。
この妖怪は、秋田県の横手では踵のない盲人だと言われ、これを見つけると福が訪れると言われています。
茨城では、この妖怪の餅を拾えば同様に福が訪れるという言い伝えがあります。
しかし、子供をさらっていくと伝えられる地方もあるようです。
一説には隠れ座頭とは「隠れ里」に関係するのではないかとも考えられています。 

所在地
八雲町(旧熊石町)熊石黒岩町
参考文献
6/p.99 18/p.14
関連ホームページ

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