桂岡:上ノ国町

昔、この山に住む大蛇が村人の夢に出てきて、
「私は沼で千年修行したので、今度は海に出て千年修行し龍になりたいのだが、トガフ(旧名)の桂の大木が邪魔なので木を伐って欲しい。どんな礼でもしよう」と頼んできた。

多くの村人が同じような夢を見たので、寄り合いが開かれた。しかし、大蛇が海へ出るということは、大きな洪水に乗って行くということで、トガフだけではなく上ノ国全体も洪水に飲まれてしまう、と決定し村人は桂を伐るのを断った。
それ以来、桂の木は土地の守り神として崇められている。

レポートと解説

近年、この桂の大木は枯死しましたが、その若木が育っているとのことです。
昭和10年(1935)、この地区名を伝説からとって「桂岡」としました。
ほとんど同様の伝説が松前町にも残されています。

所在地
上ノ国町桂岡
参考文献
18/p.60 21/p.65
関連ホームページ

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