猫塚:知内町

雷公神社22代神主の大野石見重敬は、箱館戦争では松前藩の攻撃軍に参加した。茂辺地矢不来の戦いで強敵と一騎打ちになり、苦闘の末にこれを破り敵の首級をあげた。
帰郷したある夜、物の怪の気配を感じて飛び起きると、矢不来で討ち取った武士の怨霊が勝負を挑んでいる。驚きながらも床の間の刀を抜いて斬りつけると、「ギャッ」という声を発して消え去った。家人と共に血痕の跡をたどると、裏庭に大きな老猫が額を割られて死んでいたという。この猫を庭に埋め、石の祠と共に椿を植えたのが、猫塚である。

しかし、この伝承は忘れ去られていて、昭和35年の国道改修の際に石の祠を移したら下から白骨が出てきたことで、再び明らかになった。

レポートと解説

高さ1メートル弱くらいの小さな塚です。
場所は国道沿い。知内郵便局の松前寄り2軒目の一般のお宅の庭です。 

所在地
知内町元町・あるお宅の庭
参考文献
2/p.161 18/p.23 19/p.22
関連ホームページ

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