姥杉:知内町

根元に乳房の形をした瘤のある杉の巨木で、姥杉神社の御神体。

「乳不足で苦しむ母親を助けたい」と遺言し、1263年に雷公神社の祖の妻・玉之江を葬った場所に植えられたと伝えられ、樹齢700年といわれる。
瘤は今は一つだが、以前は乳房のように二つあったという。
古くから、母乳の出ない女性が洗ったお米を献上して祈願し、その米を持ち帰ってお粥にして食べるとお乳が出るようになったことから、乳母杉と呼ばれ、女性の守り神となった。

レポートと解説

とにかく立派な杉の木です。幹の太さに驚きました。
知内公園の遊具のある場所の奥にあります。
この姥杉にちなみ、毎年1月17日に乳房状のお供えを献じるという、男子禁制の女性だけのお祭り「十七夜講」が行われています。

雷公神社について

祭神は別雷神・加茂御祖神。
寛元2年(1244)山城国加茂からの奉遷説と、元久2年(1205)荒木大学が加茂二社を建立、享徳2年(1453)両社をあわせて雷公神社としたとの説がある。
大正4年(1915)に上雷から現在地へ移動しているが、知内川沿いの雷野にあったとする記録もある。
明治9年(1876)村社。末社に松前数馬之助をまつる荒神社や、下国恒季をまつる雷電社がある。例祭は9月22日。(函館道南大事典より)

スポンサーリンク