茂別館跡

北斗市矢不来にあった、中世の館跡で国指定文化財です。

大館と小館の2つにわかれ、主要部の大館には現在矢不来天満宮があります。
その北東部には幅5m、高さ7mの空濠と土塁が巡らされています。
茂辺地市街地から茂辺地川を渡り、砂利道を登るとすぐに矢不来天満宮の入り口に着きます。
もう少し進むと、神社へと続く裏道がありますが、この道が空濠部分で両側の盛り上がった部分が土塁です。

この館は道南12館の一つで、創設年は不明ですが、コシャマインの乱(1457)ではここと上ノ国の花沢館だけが落ちなかったといいます。しかし、1562年にアイヌに攻められて当時の館主が松前へ逃げ、館は廃絶となりました。
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