鳥崎八景

鳥崎川の渓谷が美しく、8ヶ所の景勝地が楽しめる所です。

  • 鳥地獄
    地中から炭酸ガスが発生しているところ。このガスによって野鳥が窒息死していたことからこの名がついたそうです。
  • 屏風岩
  • 二見ヶ滝
  • 獅子狭間
    大きな奇岩が川岸に直立していて、道が狭まっています。
  • 虹懸岩
    時々虹がかかるのだそうです。
  • 駒ケ岳ダム
    ダムの下には無料でキャンプも楽しめるみどりとロックの広場があります。
    熊に荒らされないように実験を重ねて作成したゴミ入れがあります。
  • 新鳥崎大橋
    駒ケ岳ダムを横断する橋です。
  • 上大滝
    落差約10mの滝で、これより上流は特に見るべき滝がなく、上座に位置していることから名づけられたという滝です。
    この滝の付近に「大盛(たいせい)金山」があり、昭和10年代には一時期隆盛を誇っていました。

大盛金山(たいせいきんざん)

実質的な操業期間は1934~42(昭和9~17)年で、往時には金山周辺の狭い谷間に、鉱山事務所、労働者の住宅はもとより、 小学校、診療所、浴場、派出所、商店などがひしめきあっていたといいます。
昭和5年に鉱脈が発見され、日立鉱山によって買収・経営されていました。 戦争前の金増産政策によって製錬所も作られ、昭和16年には69782tもの鉱石を掘り出しています。
最盛期の人口は2000人超とも言われ、その中には朝鮮からの強制連行労働者も200名ほど含まれています。 また、鉱滓(鉱石を製錬した際に出る、有用金属以外の「かす」に当たる部分)堆積場や沈殿池の不備により、 鉱滓中の青酸塩が川へ流れ込み、鳥崎川に棲む魚類が変死するなどの事件も発生しました。
しかし、政府の金山整備令(金山の設備を軍需品に必要な鉄、銅、亜鉛などの鉱山に転用せよ)によって操業停止しました。
戦後、何度か採掘されたこともありましたが、鉱量と金品位の低さにより復活することはなく、 1974(昭和49)年に所有者が鉱山の権利を放棄し、今に至ります。
(参考:「北海道金鉱山史研究」浅田政広著・北海道大学図書刊行会)
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