photo credit: jarumcaster
(画像は横須賀にある東郷平八郎氏の銅像)
私が小さい頃、お手玉で遊んでくれた母が歌っていた数え歌があるんですよ。
ちょっと気になって検索したらわんさか出てきました。
やっぱりみなさん気になってたんですね。
いちれつらっぱ はれつして
日露戦争 はじまった
さっさと逃げるは ロシアの兵
しんでもつくすは 日本の兵
五万の兵を ひきつれて
六人残して 皆殺し
七月八日の 戦いは
ハルビンまでも せめよせて
クロバトキンの 首をとり
とうに東郷 万々歳
と、うちの母は歌っていました。気になっていたので、実家に出かけて母に直接確認済みです(笑)
しかしですね、ところどころ言葉が異なるいろいろなバージョンがあるようです。
1行目は「いちれつだんぱん」「いちれつらんぱん」が本来の言葉らしいですね。
詳細は、「まりつき歌(いちれつだんぱん)」のページをどうぞ。
これはもちろん日露戦争のことを歌ったものですが、うちの母はぎりぎり戦後生まれです。
そう、母の母から受け継がれてきた歌なのですね。
母の故郷は江差町です。でも、検索するとわかりますが全国的にこの歌が歌われていたようなのですよ。
これってすごいと思いませんか?
テレビも無い時代ですよ。
それなのに、全国的にこの歌を日本国中で歌っていたなんて。人伝えで伝播していったのでしょうか・・・?
ちなみに、この続きも母が歌ってくれまして、数え歌の11からは何故か日露戦争縛りではなくなっていました。
もしかしたら、他の数え歌と組み合わされて歌っていたのかもしれませんね。
十一 いちひの墓参り
十二 二宮金次郎
十三 三月 お雛様
十四 四国の金毘羅さん
十五 御前の八重桜
続きが気になるところなのですが、覚えてないわ!と言われてしまいました。
どなたかご存知の方がおりましたら、コメントしてちょ。
全国的に流行ったものではなく、実はある地域限定で流行ったものとかもありますよね?ないですか?
私が小学校時代に地域で流行っていたあるフレーズがあるんですよ。
「はんかくせーもんだもんだよ ティンティンティン」
これは、主に男子がアホなことをした際に、周囲から言われたものと記憶しています。
(注意:はんかくせー とは、北海道弁でアホ・バカなどの意)
ああ、わかってますよ。
「ティンティンティン」が気になっておられるのですね。
大丈夫、それは当たり前の感じ方ですよ。私ったら嫌だわ、こんな言葉に反応してしまうなんて、とかご自分を嫌悪することはありません。ご安心ください。
ここは「チン」ではなく「ティン」です。お間違えなきよう。
短いですが、ちゃんとメロディもあります。
楽譜にもできるのですが、ここは階名だけで表現いたします。
はんかくせー もんだもんだよ てぃんてぃんてぃん
ラ ラ ラー ラ ド ラ ソラ ラ ラ ラ
このような感じです。
多分イ短調ですかね。
もう一つございましてですね。
「なーんちゃってゴリラー マーントヒヒー」
ちょっとした悪戯をした際や、ホラを吹いたみたいな場面で、悪戯した本人が言う台詞です。
勿論こちらにもメロディがあります。
「#ファー#ファ#ファ#ファミレー ラーララ#ファー」
こちらはニ長調です。
これ、私は函館市内全域で流行っていたものだと思っていたんですよ。
で、大学時代に函館出身者に尋ねてみたところ、ほぼ全員が「知らない!」の一点張りでした。
唯一、同じ小中学校出身の先輩だけ、
「俺、それ知ってるわ。なんか聞いたことある・・・。」
と、半分引かれながら答えてくれました。
誰も知らなくて悔しかったからって、普段あまり話しかけたこと無かったのに、いきなりこんな質問するからだよね。
これこそ、「はんかくせーもんだもんだよ ティンティンティン」だね。(キリッ
もし、これらをご存知なら、私と同じ小・中学校出身かも知れませんね・・・。
というわけで、今日の日記はグダグダのまま終わりたいと思います。
すみませんでした。
これを最後までお読みくださったお優しい方の中で、もしも似た様な事例をご存知なら、恥ずかしがらずにコメントしていってもいいんですよ。
記事の主旨と若干ずれるかもですが、ワタクシ不思議に思ってた歌がありまして…。
クワイ川のマーチのメロディーで
「サル、ゴリラ、チンパンジー」
と歌う替え歌(?)が、全国かなりの広さで通じるんです。
あれって何キッカケで、ここまで浸透したのかなぁ~…って思ってます。
北海道では通用しないかしら?(^^;;;