覚えていただけました?
頭に「遊ぶべ!」ってついてますよね。
これ、方言です。
北海道の一部では
「~だべ」とか、
「~だべさ」とか、
「~するべ」とか、
「べ」をよく使います。
他にも、 「~べや」
と、語りかけたりするバージョンもあります。
方言でないと表現できない言葉ってのがよくあります。
たとえば、北海道を代表する方言、
「なまら」や「だで」は、
標準語で「とても」と同義ですが、
北海道人は
とても<なまら・だで
という表現で使います。
さらには、
なまら<なんまら
などの最上級形も存在します。
また、函館近郊で使われる「いづい」というのは
気になる<いづい<痛い
という感じです。
「あづましい」なども、
標準語では言い表しにくい言葉の一つです。
そんな北海道の方言に、北海道人は誇りを持っています。
ええ、
それはあらゆる身分、職種を問わずです。
何故なら、北海道人だからです。
一般人だろうが、
国家権力を持つものであろうが、
北海道知事だろうが、
全員です。
その証拠をお見せしましょう。
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↓
はい。
この看板、設置したのは、
警察署です。
当然、看板設置にあたり、会議等がもたれたはずですね。
「えー、例の道路の看板設置に関しての会議を始めます。なにかご意見は。」
「課長、<危ないベアー>でどうでしょう。」
「ほう、それで事故率の低減が見込めるのかね。」
「ええ、そりゃもう。」
「よし、ではその方向で。」
・・・・。
平和な町ですね。
みなさん、平和な地域、道南へぜひお越しください。
ちなみに、この看板、
夜になると
ホラーかよ!
そこだけ反射材使っても、「ベアー」かどうかわからないし。
雪男か、ふすま(妖怪)みたいでしょ。
昔、自転車での旅人がこの看板を見て「ここは熊出るんですか?」と真顔で聞かれました。
交通事故啓発の看板ですが、確かに勘違いされるかもしれないです・・・。