湯の沢冷泉

冷泉ですが、飲用はできませんのでご注意ください。

湯の沢の冷泉は古くから知られていたようです。安政五(1857)年に開拓された地域の一部であるため、その当時から存在が知られていたのは間違いないでしょう。
茂辺地市街地から道道上磯-厚沢部線を7キロメートル上った地点に、茂辺地川の支流で湯の沢という渓流があり、その渓流沿いに林道が走り、道なりに進むと現地に到着します。
この冷泉は、沢の岩盤を通して自然湧出していて、古くからこの沢に、傷ついた鹿や鳥類が群をなし、その傷を癒していたといいます。
特に、リウマチ性疾患には効能があるといわれ、60年ほど前、地元婦人でリウマチと神経痛で足腰が立たない重症の人が、現地でこの冷泉を沸かし、10日余り湯治したところ完治し、その後も再発しなかったという実例もあるそう。
又、子どものオムツかぶれや、床擦れにも効くとも言われています。
湯冷めがせず、肌がなめらかになるのが特徴なのだそうです。

湯香は軽い硫黄性とものの本にはありましたが、とんでもない。
我々が訪ねた際には、ここに近づいたとたんに車内に硫黄臭がぷ~ん。
泉質は、含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫化塩泉(アルカリ性低張性冷鉱泉)。
冷泉分析書は以下の画像をごらんください。
(参考文献:上磯町歴史散歩)
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