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アイヌの伝説

函館・道南の歴史・伝説

巨鳥

遊楽部岳北檜山町と熊石町の境に位置する遊楽部岳は、その昔、日高の山奥にいた巨鳥が外国に旅立つときに休む場所だったという。この巨鳥は片方の翼だけで7里(約27.3キロ)あると言われる。そういう伝説から、この山がウー(泊まる)ラップ(翼)と呼ば...
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函館・道南の歴史・伝説

黒岩:八雲町

アイヌの移住バージョン1海岸にある岩をアイヌがクンネシュマ(「クンネ」は黒くある(なる)暗くある(なる)の義。「シュマ」は岩、石)と呼んだので、そのまま訳した。ここに昔、アイヌが室蘭より移住したと伝えられているが、その時に駒ケ岳が噴火して灰...
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函館・道南の歴史・伝説

大沼・駒ケ岳:七飯町

道南の秀峰駒ケ岳とそのふもとの大沼には、いくつかの伝説が残されています。相原周防守季胤(あいはらすおうのかみすえたね)アイヌの人達がほう起し松前が破れた時、相原周防守季胤は、辛うじて二人の姫を連れて逃げた。しかし追いつめられたので姫は湖水に...
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函館・道南の歴史・伝説

うぐい沼(浮島公園)の龍神:せたな町(旧北檜山町)

今はぷかぷか浮いている島だが、昔は中の島といい沼の底にくっついていたという。アイヌの人たちは沼が結氷すると氷の上にそれぞれ小屋を建て、氷に穴を開けてウグイを採っていた。この小屋を、昼の間だけ使って夜は絶対に使わないという決まりがあったが、あ...
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函館・道南の歴史・伝説

寄木塚:長万部町

アイヌの伝説。昔、対岸の砂原から蛇の主がやってくるので、人々は流れて寄ってくる木々を積み重ねて、「この木に隠れて私たちの前に姿を現さないでください」と願うと、蛇はその通りにしてくれたという。他に、漂着した死体を流木で作った墓標で埋葬したもの...
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函館・道南の歴史・伝説

写万部山:長万部町

昔、アイヌに漁業を教えた神様が大きなヒラメを採った時に、「この魚は神様の魚であるので、山に祭ることにする。春になって雪が解けても、山にこのヒラメの形の雪だけは残るので、それが見えたら出漁しなさい。」と告げた。それからウパシシャマンベ(雪ヒラ...
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