緊急特集！
ハイパーマートに
散る！！
予告では道南を珍遊した話のつもりだったんですが、
今日はちょっと違う話を・・。
函館市に隣接する上磯町。
ここには郊外型大型スーパーがいくつかあります。
ハイパーマート上磯ダ○エーもその一つです。
最近はハイパーマートの戦略上の問題点から、
閉鎖も話題になりましたが、
上磯ダイ○ーは黒字で頑張っているそうです。
ガンバレ！ハイパーマート！
話を戻しまして、
そこに家族３人で買い物に行きまして。
そこで、ねりこが本屋に行きたいってんで、
たまには子育てから開放してあげようと思い、
娘とオイラは二人で別のところをうろうろしたんですよ。
まあ、
うろうろったって、
服なんかたいして興味ないし、
いくとこって言ったらゲームコーナーくらいなもんでして。
よく見ると
華やかで大きなゲームコーナーとはかけ離れた
ほんの小さなスペースに
もう一つのゲームコーナーを見つけまして、
そっちに行ったんです。
そこには
低年齢層むけのゲームや
１００円で動く乗り物や
プリクラなんかがありました。
周囲では小学校に上がる前くらいの子供がうろうろしながら、
動くはずのない乗り物にまたがってあーうー言ってたり、
動くはずのないゲームのボタンを押していたりしてました。
そんな光景の中、
光り輝くマシンを発見。
最近は、大人向けに昔の漫画なんかを題材にした景品があるんですよね。
ルパンですよ！
ルパン！！
オイラが子供の頃に
親から見るのを禁止されたこともある、
ルパンですよ！！
(不二子ちゃんがエッチだったためらしい・・・)
ただ、
このマシン、
実は只者じゃなかったんですよ。
ガシャポン（オイラはガチャガチャと呼んでいたが）ではなくて、
マシンとジャンケンして
勝たなければ
景品はもらえないという、
冷酷無比なもの。
とはいえ、子供向けのマシンに違いはないわけで、
でっかく店員さんの手書きで
「よくあたります」
とアピールされていました。
・・・・これはやるしかない。
実は穴場なのでは！？
大人の財力を如何なく発揮し、
完膚なきまでにマシンを叩きのめしてやろう。
そう思ったおいらは銀色に輝くコインを投入口に差し込みました。
『コンニチハ ボクトショウブダジョ～ ジャンケンシテカッタラ ケイヒンヲ・・・（以下略）』
閑散としたゲームコーナーに、
退屈状態にあったお子様たちを
呼び寄せるに十分な大音量で
響き渡る説明。
あっという間に３人ほどのお子様たちがギャラリーとなり、
うらやましそうな視線を突き刺してきます。
対象年齢３歳のマシンに
本気で挑む３０歳。
ええい、こっちはそれどころじゃないんだ！
視線を気にしないようにし、さりげなくちょきのボタンを押しました。
勝負あり！
勝利！！
『ウワァ～ キミノカチィ！ ケイヒンガデルヨォ！』
いちいち恥ずかしい声が響く。
いいよ、もう。
景品でたらソッコー撤収だ。
『２カイセン～、ハジメ～』
！！
１００円で３回勝負だとさ。
またまたお子ちゃまたちの羨望のまなざしの中、
繰り返される勝負。
幼児に囲まれつつ、
対象年齢３歳のマシンを駆る
ひときわ大きな３０歳。
２回戦目、負け！
そしてまた
繰り返される悪夢のような時間。
３回戦目、負け！！
好奇の目にさらされながら、戦いを終え、
帰途に着く。
がっくりとうなだれたオイラの右手には
景品の入ったカプセルが
しっかりと握られていました。
まあ、悪いことばかりじゃないよ。
お気に入りの
ルパンのピンバッチ
も手に入ったしね。
で、
帰宅して開けました。
そしてこれが
己がプライドを
全てかけて手に入れた
ルパン三世ピンバッジだ！！
！！！？？？？？
説明書は！？
いた。
いったい何だコリャ！？
説明書には表記なし。
求む！情報！！！
・・・・しかし、
幼児に混じって
プライド投げ打って
これか！！！
笑いの神様が身近に感じられる今日この頃・・・。
6月5日追記
新ルパン７８話に出てきた
「目からダイヤを出すロボット」らしいです・・・。
ルパンファンのサイトのBBSで教えていただきました。
それにしても、このピンバッジを見て、
「お、ルパン好きかい？」
と思う人は何人いるんだろう。
