昨年、子どもの自由研究で函館にある北海道大学水産学部水産資料館に行ってきました。
以前知人から「大きな鯨の骨格標本があったりして、建物は古いけどなかなか見ごたえあるよ!」とおすすめされていたのです。
北大水産学部内、赤丸部分にあります。私たちは国道277号線から入って大学正面玄関そばの駐車場に車を停めて歩きました。
中に入ってすぐ左側のお部屋には、このような感じで海洋生物の標本がズラリ。上の写真はサメコーナーですね。
サメに関しては、サメによる被害についてのコラムや博物館らしい仕掛けにニヤリとさせられました。
あぶらがにとたらばがにの違い、分かりますか?
答え:中央下側のトゲトゲが6つあるのがたらばがにさんです。
北海道ではおなじみのカスベもいました!ほんとにエイなんですねぇ。骨まで食べられるから子どもたちが小さい頃はよく煮付けて食べさせました。もちろん今でもよく食べます。
そして、奥の部屋には生物ではなく漁業関係の模型や展示もありました。
蟹工船の模型もありました。
さらに、渡り廊下を進んでいくとありました!噂の鯨の骨格標本!
大き過ぎて、全体像を撮影できません。
こちらは前方から。
この鯨は、「ニタリクジラ」でナガスクジラ科、昭和52年に生物学的調査のために捕獲されたもので、体長14.7メートルのメス。このような全身骨格はわが国唯一のもので、永久保存されることとなったという経緯が解説板に記されていました。
生物学的調査を終えた後、この骨格標本作成のため水産学部構内の土中に埋没していたとのこと。
なかなか見ごたえがあって、楽しい博物館でした。無料ですし、気軽に見に行けるのもいいですね。ただ、画像ではだいぶ割愛しましたが海洋生物の標本はホルマリン漬け的な何かが多数ありますので、そういったものが苦手な方は最初のお部屋でUターンしてしまうかも・・・。苦手だったらそもそも行こうと思わないかもしれませんがw
ただし、この水産資料館。開館時間が平日のみ、しかも9:00~15:30なんです。そう、土日は閉館です。
平日にぽっかり時間が空いたら、フラリと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
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