3人目はどうにも
オムツを替えるためにはずすと
放尿するという技を身につけたようです。
友北ななめしです。
あまりネタにはなりませんが、
3人目の出産秘話です。
ちなみに一人目はコチラ。
二人目はコチラ。
3人目も関連しているので、一人目から読んでみてもいいかもしれません。
さて。
予定日を一週間ほど過ぎてもなかなか生まれてこない3人目。
いつ陣痛が起きるかわからないので、晩酌も控えていた.
代わりに飲んでいたのが「ただの炭酸水」
ゼロ%アルコールビールなんて、どんなにがんばってもビールじゃないんだから、
いっそ炭酸水でいいや、とか思って飲んだら意外にウマい。
「いっそ炭酸水だけでもいいかも」とか言ってみたら、
「そのセリフ何回目だよ」と言われた。
やっぱりビール無しは無理だと思った。
さて、その日も炭酸水をかっくらって、就寝。
浅い眠りに入ったところで、嫁の声で目が覚める。
寝ぼけながら階下に下りていくと嫁が、
「陣痛来たみたい。とりあえずシャワー浴びた。」
と歯磨きをしながら言った。
余裕ありそうな感じ。
オイラは車の準備。
某ミニバンなわけだが、こんなこともあろうかと、ガソリンも十分入っている。
ただ、寝ていた子供も連れて行かなきゃならないし、
嫁も当然リクライニング気味で乗せなくちゃならないわけで、
急遽シートアレンジに励むオイラ。
ついでに後部に積んであった荷物も降ろしたり。
この時の嫁とオイラのすれ違いを言葉で表してみよう。
オイラ「歯磨きする余裕もあるし、少しでも快適な状態で乗せてやろう。ヤバかったらすぐ乗りに来るだろう。それにしてもなかなかこねーな。じゃあもう少しリクライニングさせてやるか。」
嫁「あいたたたたたたたたたたた車の準備まだかいな!まったくもう何してんねん!あたたたたたた」
あんまり来ないんで家の中に入ったら、
「まだ?」と言われた。スマン。
いざ病院へ。
嫁は助手席でヒッヒッフーッ!とかの息遣いになっている。
余裕なんて無いじゃん!
てかシャワーと歯磨きのせいじゃねーのかと思ったが言うのはやめておいた。
ほどなく病院着。
嫁はそのまま看護師に連行された。
寝ている子供たちを車から降ろし、待合室に寝かせ、進捗情報を待つ。
前回の出産は陣痛室で長いこと待たされたが今回はどうなるのだろう。
とか考えてたら、すぐに看護師に呼ばれた。
白衣に着替えて分娩室に入るわけだが、
この白衣はアノ白衣なのだ。
これまで出産のたびに友北を苦しめてきたアノ白衣だ。
かつて、あせる看護師をして「ああんもういい!」と言わしめた白衣。
早い話が体格が規格外なオイラには合わないというわけだ。
今回も看護師は笑顔でどうぞ、といって通常の白衣を差し出した。
オイラ「いや、前回も入らなくって。」
看護師「いえ、大丈夫ですよ、大きめですから。」
オイラ「いや、前回もそう言って入らなかったんですよ。」
そういって白衣に袖を通すオイラ。
やっぱりまったく入らねぇぇぇ!
おぼろげな記憶で前回を思い起こせば、やはり同じやり取りが行われていた。
で、確か、最終的に、なんか、えーっと、看護師さんが後ろでなんかを結んだような気が・・・。
オイラ「確か前回もこんな感じで・・・エヘヘ。入らなくてサカサマにしたような気が・・・。」
そう言いながら、脱いだ白衣を前後反対にして(つまり背中側を前にして)袖を通してみた。
イケルッ!!!
看護師「プッ!!そんなことしなくても、割烹着タイプのありますから。それにしましょう。」
オイラ「Σ(゚Д゚ ) !! 」
記憶違いというか混同というか、前回も割烹着タイプの白衣を着てたのを思い出したのは渡されてからである。最初からそうしてくれればいいのに。
まぁいい、今日は臭いものも喰っていない。これで全ての応援態勢が整ったのだ。
助産師「あーもう出てきてるよー」
分娩室に入った時にはもう佳境。なんか毎回こんなタイミングな気がする。
看護師や助産師がなんだか笑いながら仕事をしてる。
ああ、きっと緊迫してないんだろうなぁ。
助産師「あ、あーああああーはい、生まれましたヨ!」
嫁「えええ!?もう??!?」
オイラ「はやっ!!」
まだ十分に励ましたりしてないんだが。
あっという間に生まれた。分娩室に入って一時間も経っていない。
てか、シャワーとかヤバかったんじゃないのか、
と思ったが黙っておいた。
数分後、医師が登場したときに、
助産師さんが、
「いやぁすみません。お呼びした後、すぐ生まれちゃいました。ハハハ。」
とか言ってて面白かった。
看護師さんたちの予想をはるかに超えたあまりの早さに、
バタバタし始めたのはこの後。
「あれ?(子宮口の)全開いつ?」
「さぁ?来た時にはもう始まってたから・・・」
「え?(分娩室)入ったのいつ?」
「えーとじゃあ逆算してこのくらいですかねぇハハハ」
「すごいあっというまだったからハハハ」
そういうわけで、分娩室に掲示されているボードのうち、
「破水」「全開」「排臨」「撥露」については空白のまま。
以後、看護師さんたちの捏造(笑)によってカルテが書かれていったようである。
将来、うちの子は
「俺の出生は謎に包まれていてな・・・。」
と言っても嘘ではないということになるだろう。
『出産秘話』へのコメント
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名前:ぴよまる 投稿日:2009/11/05(木) 05:47:09 ID:589fc6ab0
安産だったのかな(^-^)
わたしは今回も帝王切開だなぁ…
出産はどっちにしても命がけだよね(u_u)
母は強し(*^o^*) -
出産の開始は 陣痛が始まってからじゃなくて
「陣痛が10分間隔になってから」なんだそうだよ。
ますますわからんな(´ ∀`)y━~~ハハハ
とにかく おめでとう。
3人目のかわいさは 格別だ。一家全員で甘やかしてしまう。
その3人目は本日 朝からゲロゲロで大変だぜ_| ̄|●;;<ガクリト。 -
お二方、コメントありがとうです。
たぶん、とても安産だったのだと思います。
>陣痛が10分間隔
なるほどお。それなら1時間は切るのかもしれんのー。
3人目はかわいいなぁ。いや、全員かわいいのだけど、久々のちっちゃい人なので、ますますかわいい。
ゲロゲロは、大変な上に見てるほうもかわいそうでつらい。おなかの風邪はいやだねぇ。お大事に。
母子手帳の分娩時間欄が空白なのは仕様ですか?
1ヶ月検診で聞いてみよう。
陣痛が始まってからの時間だったような気がするから、多分1時間てとこかしら。