いつの間にかすっかり秋めいてきましたね。
友北@です。
今日は水曜日。
テレビでは藤岡弘氏が地底人探してます。
おかしいな、昔はあんなにドキドキしたのにな(笑)。
さて、
今日は同音異義語について聞いてください。
つまり、同じ発音でありながら、
意味は全く異なると言う言葉についてです。
社会人になると学生時代以上に縦社会、
つまり上下関係のある世界に身を置く事になりますね。
いわゆる、
「上司」と呼ばれる種の人間や、
「先輩」と呼ばれる種の人間がたくさんいるわけです。
そういう大人社会では、
「尊敬語」や「謙譲語」、さらには「丁寧語」などが存在し、
それを使いこなして当たり前の世界になるわけです。
しかも、そのつどリアルタイムで使いこなして行かなければならないわけです。
学生時代によく使用した「○○ッスよね」なんかは全く通用しないのが普通です。
少なくとも、
「ご苦労様」
と
「お疲れ様」
の使い方の違いくらいは知らなければならないかもしれません。
(上司に対してはどちらも誤用というのが正確らしい)
かく言う友北@も、言葉使いに対して自信があるほうではありませんし、
この日記内でも「です・ます」なんかが入り乱れたりしてますから、偉そうなことは言えませんね。
そんな友北@も、結局は上司と話をせざるを得ない状況や、
対外的な場面で会話をしなければならない状況が多々あります。
ここで問題になるのが、
実は相づちや返事の仕方。
通常は
「ハイ」
と答えますね。
しかし、話が長い上司の場合、一生懸命返事をすれば、
「ハイ、ハイ・・・・・ハイ。ハイ。・・・・・ハイ、ハイ。ハイ。ハイ、ハイ、ハイ。・・・ハイ。・・・・ハイ、ハイ。・・・・ハイ。ハイ。」
となり、心にふと疑問がわきあがります。
(これは逆にふざけている様に思われないだろうか。)
最初に
「ハイ、ハイ、ハイ。」
というハイペースで返事をしてしまうと、
最後までそのペースを守らなくてはならなくなってしまうわけです。
上司の話がいつ終わるとも知れない場合、さらに考えは飛躍していきます。
『こ、このままハイハイ言うのって、逆に話を聞き流してるって思われないだろうか・・・。でも、ここで、ハイハイ言うペースを落とすと、コイツ疲れてきたな、なんて思われるかも知れないし・・・。』
そういうわけで、
新しい返事の登場となるわけです。
満を持して登場する言葉は、
「エエ。」
コレを使えば、非常に滑らかナチュラル。
「ハイ、ハイ・・・・・エエ。ハイ。・・・・・エエ、ハイ。ハイ。エエ、ハイ、ハイ。・・・エエ。・・・・ハイ、ハイ。・・・・エエ。ハイ。」
文章に表してみても、さっきよりとってもナチュラル。
そういうわけで、
伝家の宝刀、
「ハイ」
と
「エエ」
を使いこなせば、
大抵の話の長い上司のお言葉も上手に切り替えせられる・・・
ハズだった・・・。
「ハイ。ハイ。エエ、ハイ。・・・・ハイ、エエ。
・・・ヘェ。」
その日はちょっと疲れてたのは否めないものの、
それほど口が回らないわけではなかったのに、
思いっきり上司のお言葉に対して
「ヘェ。」
と答えてしまったのである。
唇は明らかにハ行の準備を完璧にこなしてはいたものの、
舌が裏切りの旋律を奏でたのだ。
「ヘェ。」
なんと気の抜けた返事であろうか。
江戸時代の篭屋じゃあるまいし、
上司に向かって真顔で
「ヘェ。」
まずい。
こうなっては誤魔化すしかない。
方法は一つ。
残る上司の話に対しての返事を、
限りなく「エエ」という音に近い「ヘェ」を何度か発音することで、
上司が勝手に聞き間違えたという概念を植えつければいいのだ。
上司の話がどの程度続くか分からない状況下、孤独な戦いが開始された。
「ハイ、ハイ。ヘエェ。・・・ハイ。ヘエェ。エエ。ハイ、ヘエェ。ハイ。エエ、へえぇ。」
(文書では伝わりにくいので実際にお試し下さい。「へ」を無声音のようにして「ヘエェ」と。)
こりゃ、
完全に作戦失敗だな。
上司は何も言わなかったけど。
そういうわけで、
今日は例の同音異義語の番組の放送が無いそうなので
トリビアぶってみましょう。
「上司に対して、
返事をする場合、
ハイとエエを併用すると、
ヘェといい間違えることがある。」
ヘェ~ヘェ~ヘェ~。
・・・3へぇくらいで。
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