知内町小谷石にある、小さな薬師堂にあるお水です。
薬師堂の引き戸を開けると、ほわ～んと硫黄の香りが漂い、お水のたまっている桶には白い湯の華まで浮かんでいます。泉温がもっと高ければ、立派な温泉だったでしょうね。
お水は100メートルほど離れた山の中に湧いていて、元はその場所に薬師堂がありましたが、土石流のために流されてしまったっため、地元の有志が現在地に再建したのだそうです。
この水に傷ついた場所を浸けると治りが早いので、地元の方にとどまらず、遠くからも汲みに来る人がいて、薬師さまが大事にされているのがよくわかります。
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