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ねりこ@ななめし

函館・道南の歴史・伝説

大漁の珠:函館市(旧南茅部町)

文化(1804~18)の頃、大船の熊泊稲荷に心の正しい別当がいた。この別当がある日山で切り株に腰掛け居眠りしていると、白髪の老人から白い珠をもらった夢を見て、目覚めると本当に珠があったという。これを稲荷社に祭ったところ、浜に大漁が続き村人は...
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函館・道南の歴史・伝説

地蔵穴の怪物:函館市

石崎の北にあった地蔵穴という洞窟に住んでいた怪物。洞窟から続く大きな足跡があったり、洞窟内にウニやアワビをとって食べた形跡があった。この怪物かどうか定かではないが、付近の岩の上に身の丈2メートル以上もの色の黒い大女の目撃談もある。また、この...
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函館・道南の歴史・伝説

サンタロ岩:函館市(旧恵山町)

シリキシナイの武井泊に、三太郎と息子夫婦が3人で仲良く暮らしていた。息子は心優しく働き者で、村人からもよく誉められていた。ある日、息子がタラ漁に出ると大時化となり、とうとう戻ってこなかった。三太郎と嫁の2人は毎日磯へ出て、恵山の海を眺めなが...
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函館・道南の歴史・伝説

かっぱ:函館市

200年くらい前、神山橋の手前の深い淵に、いたずら者のかっぱが住んでいた。しかし、川に入った馬のきもを取ろうとして、反対に馬に引きずられて川から上がってしまったかっぱが、向こう99年は悪さをしないと人間と約束した。ちょうど99年たった大正9...
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函館・道南の歴史・伝説

穴澗:函館市

函館山・海側にある洞窟。蝙蝠や海燕のすむこの洞窟には、昔から様々な伝説がある。 大ダコの主が棲んでいる。 いや、セイウチの主だ。 そうじゃなくて、白蛇の主だよ。 いやいや、ワニザメの主らしいよ。 そんなことより、一つ目の怪物を見た。 鉄門上...
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函館・道南の歴史・伝説

赤沼:函館市

龍神様関西方面から来た尼さんが、「函館の北にある赤沼に行ってお祈りしなさい」という夢を見、 赤沼まではるばるやってきた。すると、沼から龍神様が現れたので、付近の村人と祠を作った。 それ以来豊作が続いたという。この祠で一晩を明かすと、龍の化身...
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函館・道南の歴史・伝説

蒜沢川の黄金:七飯町

昔、黄金を持った武士が敵に追われて蒜沢川のあたりまで逃げのびたが、これ以上重い黄金を持って逃げるのは無理と考え、付近の民家から甕を持ってきて黄金を入れ、埋めたという。後で掘りに来たときの目印になるよう、北海道では生息しないにんにくを植えた。...
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函館・道南の歴史・伝説

精進川(七飯町・函館市(旧南茅部町))・椴川(江差町)

昔、精進川の上流に僧がどこからかやってきて住み、念仏を唱えて暮らしていた。ところが、僧が真っ赤なグミの実を食べていたのを、村人が鮭の筋子を食べていると誤解して、その僧を罵り、いじめたため、僧は無実を証明しようと、法力を使って川から魚を消し去...
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函館・道南の歴史・伝説

大沼・駒ケ岳:七飯町

道南の秀峰駒ケ岳とそのふもとの大沼には、いくつかの伝説が残されています。相原周防守季胤(あいはらすおうのかみすえたね)アイヌの人達がほう起し松前が破れた時、相原周防守季胤は、辛うじて二人の姫を連れて逃げた。しかし追いつめられたので姫は湖水に...
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函館・道南の歴史・伝説

栗の木さん:七飯町

この木は樹齢約600年で古い街道沿いにあり、明治はじめ頃も目立って大きい木だった。昔から生命のある木として敬愛され、この木を切ると血が出るという話が信じられてきた。また、この栗の木の実を食べるとよくないことが起こるという噂もあった。箱館戦争...
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