函館・道南の歴史・伝説 阿吽寺のお不動さま:松前町 焼松不動さま(小不動尊)昔、坪屋源七という者が知人のお葬式の帰りにこの小不動さまに参詣したところ、お不動さまの火炎が本当に燃えて、源七の肩衣に燃え移り、源七は気絶してしまったという。人々が担ぎ出して水をかけ、薬を飲ませて源七は助かった。お葬... 2010.01.01 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 矢不来天満宮:北斗市(旧上磯町) 矢不来の赤松矢不来天満宮の天神様(菅原道真像)は、赤松の上に乗ってこの地に流れ着き、流れ着いた浜辺には赤松の大木が生えた。昭和5年(1930)、上磯~木古内間に鉄道架設工事が始まり、この大木を伐ろうとしたが、旭川から連れて来た腕のいい木こり... 2009.12.31 2016.08.20 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 茂辺地の犠姫:北斗市(旧上磯町) 茂辺地川では鮭が多く捕れ、古来よりアイヌ人たちはこの鮭を捕らえて生計を立てていた。 後年、下国氏がここを領してからも領民たちはこの川の鮭を得ていたが、ある年のこと鮭が一尾も川に入らず、 それ以来数年続いたので、鮭によって生計を立てていた領民... 2009.12.31 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 戸切地の龍神:北斗市(旧上磯町) 戸切地川に鮭が上らなくなったので、郷士の岡田信忠は長女のテルを船に乗せ、龍神に捧げた。それからは、テルは晩秋に一晩だけ里帰りするようになった。ある夜、妹がその寝姿を見ると、蛇になっていたという。姿を見られて以来、テルは戻ってこなくなったとい... 2009.12.31 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 夜泣き石:函館市 函館山中腹にある自然石。もとは頂上にあったものだが、明治32(1899)年に山の要塞化のため小さくしてここへ下げたという。昔、悪人に殺された母子が大きな石の下に埋められ、毎晩泣き声が聞こえたので、日持上人というお坊さんが供養し、それからは泣... 2009.12.31 2016.08.20 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 狢(むじな):函館市 明治初年、高竜寺本堂の本尊の下に住んでいたむじなが、和尚さんのツケだとして、人間の姿を借りて食べ飲み歩いていた。それを知った和尚さんが、自分の博打を勝たせてくれたら、すべてチャラにしてやるともちかけ、むじなが博打をこれでやめることを条件に和... 2009.12.31 2013.04.08 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 武井の島(むいのしま):函館市(旧戸井町) 昔、ここでムイ(アイヌ語・オオバンヒザラガイ)とアワビがけんかをして、島より西側はアワビの国で東側がムイの国と定めたという。また、西側には鮫穴という洞窟があり、タコとサメがけんかしてタコが負けて去っていったという伝説も残っている。この穴は、... 2009.12.31 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 船魂神社:函館市 義経伝説義経が津軽海峡を渡っていると、海が大荒れとなりいよいよ船が沈むかと思われた時、船魂明神の奇跡によって、北海道に上陸した。水を探していると、童子が忽然と岩の上に現れ、指差す方を見ると水が滾々と湧き出ていた。後に、この水を船魂明神の宣託... 2009.12.31 2013.04.08 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 栃の木さん:函館市 悲恋伝説キリシタンの和人幸助とアイヌの娘チヤサニとの恋の果て、 結ばれないと知った二人が栃の木の下でトリカブトで心中したという。 (近くにあった沼へ入水、という説や、二人で逃げようとしたが捕らえられ、斬り殺された箇所で赤い鈴蘭が咲くようにな... 2009.12.31 2014.05.20 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 長慶天皇(汐泊チャシ):函館市 汐泊川の汐泊チャシは、室町時代の成立と推定されているのだが、このチャシから仏像、天国の剣、勾玉、そして菊花の紋のついた皿が出土したため、98代天皇長慶天皇(1343~94)陵かと騒がれた。新聞には前方後円墳だと報じられたこともあったという。... 2009.12.31 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説