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ねりこ@ななめし

函館・道南の歴史・伝説

シナの木地蔵:せたな町(旧瀬棚町)

文政年間(1818~29)シナの木の中から発見されたというお地蔵さん。ある漁業経営者がシナの木の古木を伐採しようとノコを入れたら、「痛い!」と叫ぶ声がした。気味が悪いので帰宅して眠りについたところ、地蔵さんが現れて「今日お前が切ろうとした木...
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函館・道南の歴史・伝説

大人伝説:せたな町(旧大成町)

旧大成町、臼別温泉に口が耳まで裂けていて身長がものすごく高い、大人が現れるという。この大人は普通の人に化けて温泉に入り、筋を抜くことから、人々は大人のこととヒグマのことを口にしなかったという。また、近くの峰から大人がどんどろ(大木を三尺ほど...
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函館・道南の歴史・伝説

うぐい沼(浮島公園)の龍神:せたな町(旧北檜山町)

今はぷかぷか浮いている島だが、昔は中の島といい沼の底にくっついていたという。アイヌの人たちは沼が結氷すると氷の上にそれぞれ小屋を建て、氷に穴を開けてウグイを採っていた。この小屋を、昼の間だけ使って夜は絶対に使わないという決まりがあったが、あ...
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函館・道南の歴史・伝説

矢越岬:知内町

福島町と知内町の境にある岬。断崖なので、海岸沿いは通れず、陸を迂回する。ここの海は難所だったため、古来から様々な伝説がある。 矢越の名は、砂金採りの荒木大学が放った矢が、この岬を越えたためつけられた。 矢越の名は、源義経が魔神を矢で追ったの...
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函館・道南の歴史・伝説

猫塚:知内町

雷公神社22代神主の大野石見重敬は、箱館戦争では松前藩の攻撃軍に参加した。茂辺地矢不来の戦いで強敵と一騎打ちになり、苦闘の末にこれを破り敵の首級をあげた。帰郷したある夜、物の怪の気配を感じて飛び起きると、矢不来で討ち取った武士の怨霊が勝負を...
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函館・道南の歴史・伝説

金の鶏:知内町

荒木大学が、知内で採取した金を使って鶏の置物を作り、アイヌに攻められたときに寺の井戸に埋めて、その目印にオンコ(イチイ)の木を、植えたという伝説。(真藤寺の住職他寺男等が埋めたとする説もある)「大野土佐日記」によるとこの寺は真藤寺(まふじで...
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函館・道南の歴史・伝説

姥杉:知内町

根元に乳房の形をした瘤のある杉の巨木で、姥杉神社の御神体。「乳不足で苦しむ母親を助けたい」と遺言し、1263年に雷公神社の祖の妻・玉之江を葬った場所に植えられたと伝えられ、樹齢700年といわれる。瘤は今は一つだが、以前は乳房のように二つあっ...
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函館・道南の歴史・伝説

荒神社:知内町

松前藩藩主5代慶広の4男、数馬之助由広(1594~1614/かずまのすけよしひろ・数馬介とも)は、剛の者だが蹴鞠や歌謡も得意だったという。ちょうど関が原の戦いから10余年たった7代公広(きんひろ)の時代、慶広はすでに隠居していたが公広が幼か...
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函館・道南の歴史・伝説

雨石さま:知内町

雷公神社の祖、大野了徳院重一を祀る神社のご神体である石。「旱魃で雨が降らない年は必ず雨を降らせるので、私を川のほとりに埋めてほしい」と遺言して亡くなった。家族はその通り川のほとりに埋葬し、塚石を安置し記念の松を植えたという。祈願すると必ず雨...
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函館・道南の歴史・伝説

黄金沢:島牧村

島牧の泊川は、17世紀に上流から砂金を採って幕府に献上したという。この川の上流には温泉があり、その付近の岩肌に黄金澤という文字と謎の矢印があるという。この矢印は、松前藩が有望が金山を隠すために埋めつぶし、その跡がわかるようにした秘密の矢印で...
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