⚠️ このページの情報は、最終更新から8年以上が経過しています。 内容が現在の状況に合わない可能性がありますので、必要に応じて最新情報をご確認ください。

函館・道南の歴史・伝説

函館・道南の歴史・伝説

精進川(七飯町・函館市(旧南茅部町))・椴川(江差町)

昔、精進川の上流に僧がどこからかやってきて住み、念仏を唱えて暮らしていた。ところが、僧が真っ赤なグミの実を食べていたのを、村人が鮭の筋子を食べていると誤解して、その僧を罵り、いじめたため、僧は無実を証明しようと、法力を使って川から魚を消し去...
0
函館・道南の歴史・伝説

大沼・駒ケ岳:七飯町

道南の秀峰駒ケ岳とそのふもとの大沼には、いくつかの伝説が残されています。相原周防守季胤(あいはらすおうのかみすえたね)アイヌの人達がほう起し松前が破れた時、相原周防守季胤は、辛うじて二人の姫を連れて逃げた。しかし追いつめられたので姫は湖水に...
1
函館・道南の歴史・伝説

栗の木さん:七飯町

この木は樹齢約600年で古い街道沿いにあり、明治はじめ頃も目立って大きい木だった。昔から生命のある木として敬愛され、この木を切ると血が出るという話が信じられてきた。また、この栗の木の実を食べるとよくないことが起こるという噂もあった。箱館戦争...
0
函館・道南の歴史・伝説

シナの木地蔵:せたな町(旧瀬棚町)

文政年間(1818~29)シナの木の中から発見されたというお地蔵さん。ある漁業経営者がシナの木の古木を伐採しようとノコを入れたら、「痛い!」と叫ぶ声がした。気味が悪いので帰宅して眠りについたところ、地蔵さんが現れて「今日お前が切ろうとした木...
0
函館・道南の歴史・伝説

大人伝説:せたな町(旧大成町)

旧大成町、臼別温泉に口が耳まで裂けていて身長がものすごく高い、大人が現れるという。この大人は普通の人に化けて温泉に入り、筋を抜くことから、人々は大人のこととヒグマのことを口にしなかったという。また、近くの峰から大人がどんどろ(大木を三尺ほど...
0
函館・道南の歴史・伝説

うぐい沼(浮島公園)の龍神:せたな町(旧北檜山町)

今はぷかぷか浮いている島だが、昔は中の島といい沼の底にくっついていたという。アイヌの人たちは沼が結氷すると氷の上にそれぞれ小屋を建て、氷に穴を開けてウグイを採っていた。この小屋を、昼の間だけ使って夜は絶対に使わないという決まりがあったが、あ...
0
函館・道南の歴史・伝説

矢越岬:知内町

福島町と知内町の境にある岬。断崖なので、海岸沿いは通れず、陸を迂回する。ここの海は難所だったため、古来から様々な伝説がある。 矢越の名は、砂金採りの荒木大学が放った矢が、この岬を越えたためつけられた。 矢越の名は、源義経が魔神を矢で追ったの...
0
函館・道南の歴史・伝説

猫塚:知内町

雷公神社22代神主の大野石見重敬は、箱館戦争では松前藩の攻撃軍に参加した。茂辺地矢不来の戦いで強敵と一騎打ちになり、苦闘の末にこれを破り敵の首級をあげた。帰郷したある夜、物の怪の気配を感じて飛び起きると、矢不来で討ち取った武士の怨霊が勝負を...
0
函館・道南の歴史・伝説

金の鶏:知内町

荒木大学が、知内で採取した金を使って鶏の置物を作り、アイヌに攻められたときに寺の井戸に埋めて、その目印にオンコ(イチイ)の木を、植えたという伝説。(真藤寺の住職他寺男等が埋めたとする説もある)「大野土佐日記」によるとこの寺は真藤寺(まふじで...
3
函館・道南の歴史・伝説

姥杉:知内町

根元に乳房の形をした瘤のある杉の巨木で、姥杉神社の御神体。「乳不足で苦しむ母親を助けたい」と遺言し、1263年に雷公神社の祖の妻・玉之江を葬った場所に植えられたと伝えられ、樹齢700年といわれる。瘤は今は一つだが、以前は乳房のように二つあっ...
0