⚠️ このページの情報は、最終更新から8年以上が経過しています。 内容が現在の状況に合わない可能性がありますので、必要に応じて最新情報をご確認ください。

函館・道南の歴史・伝説

函館・道南の歴史・伝説

縁桂:乙部町

「縁結びの神が宿る」と伝えられる樹齢約500年の大木。1本の木の枝が別の木の幹に地上7メートルのところで絡み、1本になった。この木に触ると縁が結ばれると地元の人々に崇められている。明治の終わりごろ荒木万太郎という豪傑の漁師がいた。親方の船を...
0
函館・道南の歴史・伝説

烏帽子岩と龍神石:乙部町

明治22年(1889)春頃、三ツ谷八幡神社旧鎮座地で拝殿の基礎工事が施工された当時、若木幸作という網元が工事の当屋だった。工事を始めたところ、基礎の中心部からこのような烏帽子に似た岩が掘り起こされた。日ごろ信仰心の厚い同氏は早速神主や村役家...
2
函館・道南の歴史・伝説

寄木塚:長万部町

アイヌの伝説。昔、対岸の砂原から蛇の主がやってくるので、人々は流れて寄ってくる木々を積み重ねて、「この木に隠れて私たちの前に姿を現さないでください」と願うと、蛇はその通りにしてくれたという。他に、漂着した死体を流木で作った墓標で埋葬したもの...
0
函館・道南の歴史・伝説

写万部山:長万部町

昔、アイヌに漁業を教えた神様が大きなヒラメを採った時に、「この魚は神様の魚であるので、山に祭ることにする。春になって雪が解けても、山にこのヒラメの形の雪だけは残るので、それが見えたら出漁しなさい。」と告げた。それからウパシシャマンベ(雪ヒラ...
0
函館・道南の歴史・伝説

ヨシ島:江差町

昔、泊川の岸辺に、粗末な小屋に住む貧しい漁師の父娘がいた。ヨシというその6~7歳の娘は評判の孝行娘で、父と仲むつまじく貧しいながらも幸せな生活を送っていた。父の漁師も働き者で、沖の漁場には毎朝夜も明けぬ暗いうちから、誰よりも早く漁に出た。ヨ...
0
函館・道南の歴史・伝説

瓶子岩:江差町

今から500年ほど前、ニシンが不漁続きで飢餓に至った時、折居婆(おりいばあさん又は於燐姥おりんばば)が鴎島で白髪の老翁からもらった神水を海に注いだところ、たちまち海にニシンが群来したという。その神水を入れていた瓶子が岩となったのが瓶子岩だと...
0
函館・道南の歴史・伝説

五平河童とたんから島:江差町

昔、泊川に「五平」という河童が住んでいた。漁師の干し魚を引っ張ったり、農家の作物を取ったりなどのいたずらをしていたが、村人はまだめんこいいたずらなので笑って見過ごしていた。しかし、ある日五平が子供を川へ引きずり込み、村人たちの怒りが爆発した...
0
函館・道南の歴史・伝説

参考文献

当サイトの伝説ページを作成するに当たって参考にさせていただいた書籍です。各伝説ページ内の参考文献番号と対応しています。例:3/p.15 → 『ななえの歴史と伝説』の15ページ 『ほっかいどうむかしあったとさ (道南編)』/坪谷京子/共同文化...
0
函館・道南の歴史・伝説

鴎島:江差町

鴎島には、多くの伝説が残されています。以下にいくつかを紹介します。やらずの明神鴎島の厳島神社は昔、弁天様と呼ばれ明治元年(1868)に今の名となった。この神は非常にケチな神様で、出稼ぎ人が金を頑張って蓄えても、それを使い果たしてしまわないと...
0
函館・道南の歴史・伝説

三上超順の力試しの石:厚沢部町

相撲好きの田舎力士、山田某が館城跡の中を通る旧道沿いに見事な球形をした大石を発見したので自宅に持ち帰り、毎日のようにこの石で力試しをしていた。しかし、そのうち妻が病気になってしまった。すると、「拾った石は館城で戦死した三上超順の力試しの石だ...
0