函館・道南の歴史・伝説 逆さ水松:上ノ国町 天文17年(1548)勝山の城代だった南条越中守広継の妻が、松前家四祖季広の長女であったのに女では家を継げず藩主になることができないのを無念に思っていた。そこで、娘婿の基広に家をつがせようとし、基広をそそのかして蠣崎季広(広継の妻の実父で藩... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 1 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 神の道:上ノ国町 上ノ国町の大平山の山頂の大きな洞穴には山の神が棲み、日本海の龍神がこの山の神のもとに通うようになった。満潮の夜は山の洞穴の水も増すので、龍神は大澗の大人(おおひと)の穴から通うが、干潮のときは大人の穴から約400間ほど離れた海岸の窓岩の神の... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 桂岡:上ノ国町 昔、この山に住む大蛇が村人の夢に出てきて、「私は沼で千年修行したので、今度は海に出て千年修行し龍になりたいのだが、トガフ(旧名)の桂の大木が邪魔なので木を伐って欲しい。どんな礼でもしよう」と頼んできた。多くの村人が同じような夢を見たので、寄... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 大蔵鰊:上ノ国町 昔、上ノ国に大蔵法印秀海という修験者がいて、ひどい不漁の年に鰊が来るように祈祷すると言ったが、周りの人々はもう時期が遅いので効果がないと反対した。しかし、法印は祈祷を始め、一人の男がそんな法印を無理だとあざ笑っていた。すると、数日後に鰊が大... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 黄金山:上ノ国町 上ノ国町にある標高795mの山。この山に黄金の滝があり、昔、砂金を馬につけて運ぶ作業途中に、誤ってこの黄金の滝の滝壺に落としたという。また、知内で金を採ったイギリス人が、砂金を背負って上ノ国の石崎へ向かったが、途中で行方不明になり、黄金の滝... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 赤坂の土:上ノ国町 上ノ国ではコシャマインの戦い(1457年)で、当時の花沢館館主蠣崎季繁の客将武田信広がいよいよアイヌに追い詰められ、最早これまでと持っていた太刀を地に突き立て、八幡大菩薩に祈ったところ、山が鳴動して草や木が100万の兵と化し、川水があふれ出... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 乙部のヤチダモ:乙部町 慶長初年(1596)、上杉家の家臣・宇田民部(修験者でもあった)が3人の従者を連れて南部地方から奥尻へ漂着。その後、大成の太田に渡り、南下したところ、乙部の姫川河口から見ると、山の中腹になにやら光を発見。近づいて見たところ、ヤチダモの古木の... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 悲恋塚:乙部町 天保元(1830)年、漁師の与作とその親方の家の飯炊き娘お岩が恋に落ち、結婚の約束をしていたが、親方の息子がお岩を嫁に欲しいと言い出して、親方は二人の結婚を許さずに、与作とお岩を引き離した。冬の雪が降り積もる日、悲しみにくれたお岩は死に、与... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 姫川・姫待峠:乙部町 乙部町姫川には、同じモチーフで細部が異なる伝説が、いくつか残されている。乙部姫川ver.1乙部町、姫川には、源義経に会えなかった静御前が身を投じたといわれている伝説がある。そのために姫川と名づけられた。また、この川の上流にある姫待峠は、義経... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 鮪ノ岬:乙部町 昔、ここに大ダコの主がいて、陸に住んでいた大蛇とけんかしてタコが勝ったという。そのタコは明治時代になってから度々暴れて付近の漁民を恐がらせたというが、江差の鴎島に住んでいた大ダコの元へお嫁に行ったという。(一説には、五厘沢温泉付近の大沼に嫁... 2009.12.30 2012.06.11 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説