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函館・道南の歴史・伝説

函館・道南の歴史・伝説

船魂神社:函館市

義経伝説義経が津軽海峡を渡っていると、海が大荒れとなりいよいよ船が沈むかと思われた時、船魂明神の奇跡によって、北海道に上陸した。水を探していると、童子が忽然と岩の上に現れ、指差す方を見ると水が滾々と湧き出ていた。後に、この水を船魂明神の宣託...
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函館・道南の歴史・伝説

栃の木さん:函館市

悲恋伝説キリシタンの和人幸助とアイヌの娘チヤサニとの恋の果て、 結ばれないと知った二人が栃の木の下でトリカブトで心中したという。 (近くにあった沼へ入水、という説や、二人で逃げようとしたが捕らえられ、斬り殺された箇所で赤い鈴蘭が咲くようにな...
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長慶天皇(汐泊チャシ):函館市

汐泊川の汐泊チャシは、室町時代の成立と推定されているのだが、このチャシから仏像、天国の剣、勾玉、そして菊花の紋のついた皿が出土したため、98代天皇長慶天皇(1343~94)陵かと騒がれた。新聞には前方後円墳だと報じられたこともあったという。...
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大漁の珠:函館市(旧南茅部町)

文化(1804~18)の頃、大船の熊泊稲荷に心の正しい別当がいた。この別当がある日山で切り株に腰掛け居眠りしていると、白髪の老人から白い珠をもらった夢を見て、目覚めると本当に珠があったという。これを稲荷社に祭ったところ、浜に大漁が続き村人は...
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地蔵穴の怪物:函館市

石崎の北にあった地蔵穴という洞窟に住んでいた怪物。洞窟から続く大きな足跡があったり、洞窟内にウニやアワビをとって食べた形跡があった。この怪物かどうか定かではないが、付近の岩の上に身の丈2メートル以上もの色の黒い大女の目撃談もある。また、この...
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サンタロ岩:函館市(旧恵山町)

シリキシナイの武井泊に、三太郎と息子夫婦が3人で仲良く暮らしていた。息子は心優しく働き者で、村人からもよく誉められていた。ある日、息子がタラ漁に出ると大時化となり、とうとう戻ってこなかった。三太郎と嫁の2人は毎日磯へ出て、恵山の海を眺めなが...
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かっぱ:函館市

200年くらい前、神山橋の手前の深い淵に、いたずら者のかっぱが住んでいた。しかし、川に入った馬のきもを取ろうとして、反対に馬に引きずられて川から上がってしまったかっぱが、向こう99年は悪さをしないと人間と約束した。ちょうど99年たった大正9...
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穴澗:函館市

函館山・海側にある洞窟。蝙蝠や海燕のすむこの洞窟には、昔から様々な伝説がある。 大ダコの主が棲んでいる。 いや、セイウチの主だ。 そうじゃなくて、白蛇の主だよ。 いやいや、ワニザメの主らしいよ。 そんなことより、一つ目の怪物を見た。 鉄門上...
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赤沼:函館市

龍神様関西方面から来た尼さんが、「函館の北にある赤沼に行ってお祈りしなさい」という夢を見、 赤沼まではるばるやってきた。すると、沼から龍神様が現れたので、付近の村人と祠を作った。 それ以来豊作が続いたという。この祠で一晩を明かすと、龍の化身...
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蒜沢川の黄金:七飯町

昔、黄金を持った武士が敵に追われて蒜沢川のあたりまで逃げのびたが、これ以上重い黄金を持って逃げるのは無理と考え、付近の民家から甕を持ってきて黄金を入れ、埋めたという。後で掘りに来たときの目印になるよう、北海道では生息しないにんにくを植えた。...
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