精進川(七飯町・函館市(旧南茅部町))・椴川(江差町)
昔、精進川の上流に僧がどこからかやってきて住み、念仏を唱えて暮らしていた。 ところが、僧が真っ赤なグミの実を食べていたのを、村人が鮭の筋子...
昔、精進川の上流に僧がどこからかやってきて住み、念仏を唱えて暮らしていた。 ところが、僧が真っ赤なグミの実を食べていたのを、村人が鮭の筋子...
道南の秀峰駒ケ岳とそのふもとの大沼には、いくつかの伝説が残されています。 相原周防守季胤(あいはらすおうのかみすえたね) アイヌの人...
この木は樹齢約600年で古い街道沿いにあり、明治はじめ頃も目立って大きい木だった。 昔から生命のある木として敬愛され、この木を切ると血が出...
文政年間(1818~29)シナの木の中から発見されたというお地蔵さん。 ある漁業経営者がシナの木の古木を伐採しようとノコを入れたら、「痛い...
旧大成町、臼別温泉に口が耳まで裂けていて身長がものすごく高い、大人が現れるという。 この大人は普通の人に化けて温泉に入り、筋を抜く...
今はぷかぷか浮いている島だが、昔は中の島といい沼の底にくっついていたという。 アイヌの人たちは沼が結氷すると氷の上にそれぞれ小...
福島町と知内町の境にある岬。断崖なので、海岸沿いは通れず、陸を迂回する。ここの海は難所だったため、古来から様々な伝説がある。 矢越の...
雷公神社22代神主の大野石見重敬は、箱館戦争では松前藩の攻撃軍に参加した。茂辺地矢不来の戦いで強敵と一騎打ちになり、苦闘の末にこれを...
荒木大学が、知内で採取した金を使って鶏の置物を作り、アイヌに攻められたときに寺の井戸に埋めて、その目印にオンコ(イチイ)の木を、植えたという...
根元に乳房の形をした瘤のある杉の巨木で、姥杉神社の御神体。 「乳不足で苦しむ母親を助けたい」と遺言し、1263年に雷公神社の祖...