比石館跡

石崎川河口に突出した岬の上に、厚谷重政の居館である比石館の跡があります。道南12館の一つ。

長禄元年(1457)にアイヌに攻められ、館主の重政は館下に身を投じ、石崎川の主の大鮫になったという伝説も残されています。
館はその後回復しました。16世紀頃の中国製、国産の陶磁器、焼米が見つかっています。
平時はこの館の下に居住していたそうです。館跡には縄文時代後期の遺跡があり、もともとはアイヌのチャシだった可能性もあるそうです。
現在館跡の岬の突端には、館神社と灯台があります。
他には何にもありませんが、眼下にはきれいな海が望め、落日がとても美しいところです。
標高25m、先端から濠まで200m、最大幅30m。

ちなみに、「比石」とはアイヌ語の「ピツウシ」で、「石の多いところ」の意味です。

この館跡の真下に「石崎漁港トンネル」があります。
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