旧檜山爾志郡役所・郷土資料館

この建物は1887(明治20)年に檜山爾志郡役所兼江差警察署庁舎として落成した、道内唯一現存する郡役所庁舎です。

平成4年北海道有形文化財に指定され、翌5年までの106年もの間、郡役所として、警察署として、また役所分庁舎として長く親しまれてきた建物です。
平成8年に4億5千万円をかけて修復工事が行われ、創建当時の豪華な布クロスが発見されるなどし、当時のままの姿に生まれ変わっています。
1階には郡役所の成立から建築方法、修復方法などが紹介され、警察署併設だった名残の留置場も復元されて見所満載です。 2階には以前松ノ岱にあった郷土資料館が移転し、考古資料や江差町の博物資料を見ることができます。また、2階のテラスからは江差港や鴎島が一望でき、眼下にはいにしえ街道とその町並みも美しく広がっています。

嘆きの松

戊辰戦争で旧幕府軍の旗艦開陽丸が江差に入港し停泊した際、激しい暴風のために座礁、沈没してしまいました。
榎本武揚と土方歳三は、檜山奉行所の門横にあった松の木を何度も叩きながら、涙を流して悲しんだという話が伝わっています。
のちに、土方が叩いた松の幹にこぶができ、人々は「歳三のこぶし」と噂したそうです。
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