二股口古戦場

明治元年(1868)新政府軍に勝利した榎本政権が五稜郭に樹立されました。

奪還を目指す新政府軍が、江差方面から上陸し函館へ攻めてくることを想定して榎本軍は、山沿いに壕や台場を築き、下二股川の崖を挟んで防ぐ作戦に出ました。

新政府軍は翌2年(1869)、予想通り乙部・江差から上陸した約600人が山道を通ってきました。一方榎本軍の土方歳三を隊長とする約300人は台場山へ砲台も築き、二股口で待ち構えていたのです。
戦闘が開始されると、新政府軍は土方軍の発砲と崖に阻まれて、なかなか突破することができませんでしたが、上磯の矢不来の戦いで榎本軍が破れたために土方隊もこの陣地を放棄して五稜郭方面へ退却しました。

すぐそばの「二股岳登山道入り口」付近には、新政府軍の陣地跡も残っています。(看板あり)
※写真は「ウェブ北海道フリー素材」様より提供していただきました。
[google-map-v3 width=”350″ height=”350″ zoom=”12″ maptype=”roadmap” mapalign=”center” directionhint=”false” language=”default” poweredby=”false” maptypecontrol=”true” pancontrol=”false” zoomcontrol=”true” scalecontrol=”true” streetviewcontrol=”true” scrollwheelcontrol=”false” draggable=”true” tiltfourtyfive=”false” addmarkermashupbubble=”false” addmarkermashupbubble=”false” addmarkerlist=”41.94375523951854,140.5448341369629{}binoculars.png{}二股口古戦場” bubbleautopan=”true” showbike=”false” showtraffic=”false” showpanoramio=”false”]