この椿は、松前藩士笠島紋十郎の家系の者が、江戸時代末期に植えたものとされています。
当時、椿は高位の家柄の庭に植えられた樹木で、このことからも旧泉沢村が早くから拓けていた様子が伺えます。
幹は地面際より6又に分かれています。木古内町の歴史を示すものとして、北海道記念保護樹木に指定されています。
この大椿のある栗原邸は個人の住宅ですが、一言断っていただくとお庭を自由に見学させていただけます。くれぐれも、マナーを守って見学してくださいね。
- 幹周/平均56cm
- 樹高/6m
- 樹齢/190年(推定)
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