長万部・大峯のぶなの巨木

長万部町大峯地区にある、ぶなの巨木です。
ぶなは、温かい地方に生育する植物で、北海道では道南地方でしか見ることができません。その北限は長万部町のお隣、黒松内町が有名ですが、位置的にこの巨木が最北限のぶなの巨木であるようです。
この木はNPO法人「長万部町緑と樹を愛する会」がその周辺の土地を保有して、笹刈りをするなどの管理も行っています。

その樹齢は300~400年と言われており、幹周りは4m36cm。木の幹は長い年月が刻みこまれた証なのか、でこぼこになっていて、苔に覆われている部分もあります。 上の画像右端の木は一般的なトドマツですが、そちらと比べるとこのブナの巨大さを感じることができるのではないでしょうか。

深い山の中で、この巨木が人知れず森を見守ってきた年月を思いながら見上げると、立派に広がった枝葉から木漏れ日がキラキラ輝いていました。自然の大きさに触れた瞬間でした。


アクセス方法

長万部市街地から国道5号線を黒松内方面へ向かうと、二股ラジウム温泉の看板がありますので、そこを左折します。

二股ラジウム温泉入り口にある看板に到着する少し前の向かって左側に、木製の看板とピンクのテープがあります。
ガードロープを越えて、林に入ります。

道は下草が刈られていますのでスニーカーでも十分歩きやすいですが、林に入ってすぐの場所が少し崩れやすい土の急坂になっていますので、雨の後は少々注意が必要かもしれません。


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