函館・道南の歴史・伝説 義経伝説 イタンキ南茅部町安浦は、もともと「板木(いたぎ)」といった。この「板木」はイタンキからきた地名で、菅江真澄の「蝦夷迺手布利(えぞのてぶり)」によると、昔、義経が水を飲んだ椀が波に流されてここへ辿り着いたので、「イタンキ」となったという。同様... 2010.01.01 2011.09.13 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 津軽海峡 昔、竜飛岬の黒神と男鹿半島の赤神が十和田の女神を取り合いして、黒神は戦いに勝ったのだが、女神は負けた赤神に同情してとうとう一緒になってしまった。絶望した黒神は、ものすごいため息をついた。すると、そのため息によって津軽から北海道が離れてしまっ... 2010.01.01 2010.01.24 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 巨鳥 遊楽部岳北檜山町と熊石町の境に位置する遊楽部岳は、その昔、日高の山奥にいた巨鳥が外国に旅立つときに休む場所だったという。この巨鳥は片方の翼だけで7里(約27.3キロ)あると言われる。そういう伝説から、この山がウー(泊まる)ラップ(翼)と呼ば... 2010.01.01 2010.01.24 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 山越の夜泣き石:八雲町 関所が設置されていた時代に、罪人を切るために腰をかけさせたと言い伝えられている石。真夜中、関所の裏の方からしくしくと人のしのび泣く声が聞こえてくるので、関所の番人が不思議に思って行ってみると、暗闇の中に人がうずくまっているように見えた。番人... 2010.01.01 2012.06.10 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 門昌庵:八雲町(旧熊石町) 松前藩10世6代藩主矩広(のりひろ)は、幼年で藩主となったため、藩政をめぐって悪臣たちが暗躍していた。矩広は、悪臣からすすめられて女に迷い、政務そっちのけで悪臣たちの息のかかった侍女たちと遊びほうけていたが、ある時家臣・丸山久治郎兵衛(闇の... 2010.01.01 2012.06.10 ねりこ@ななめし 2 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 黒岩:八雲町 アイヌの移住バージョン1海岸にある岩をアイヌがクンネシュマ(「クンネ」は黒くある(なる)暗くある(なる)の義。「シュマ」は岩、石)と呼んだので、そのまま訳した。ここに昔、アイヌが室蘭より移住したと伝えられているが、その時に駒ケ岳が噴火して灰... 2010.01.01 2012.06.10 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 隠れ座頭:八雲町(旧熊石町) 旧熊石町、黒岩という集落にあった洞窟の奥に住んでいた妖怪。昔はこの洞窟に訪れた正直者に宝を授けたという。日本各地に隠れ座頭の名は伝えられているが、各地によって性質は異なり、悪者もいたようだ。この洞窟には円空上人作の地蔵尊が安置されていて、眼... 2010.01.01 2012.06.10 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 闇の夜の井戸:松前町 松前家第十世・6代藩主矩広(のりひろ)の時代、主君の乱行を見かねて諌言した丸山久治郎兵衛(一説に愚次郎兵衛や大沢多治郎兵衛)という忠臣がいた。しかし、丸山の失脚を願う悪臣たちが、殿の鉄扇が井戸に落ちたと偽り、丸山が謀られたと知りつつも井戸の... 2010.01.01 2012.06.10 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 茂草の石神様:松前町 茂草のぬかもり山に子供が大好きな石神様がいて、子供たちは毎日この石神様を、縄で縛って引っ張って遊んでいた。ある時通りかかった婦人が、罰当たりだと子供たちを叱って遊びをやめさせた。すると、石神様が寂しがってその婦人の目を見えなくしたという。婦... 2010.01.01 2012.06.10 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説
函館・道南の歴史・伝説 耳塚:松前町 松前藩の苛酷なアイヌ民族支配強化に対し、アイヌの人々が団結して抵抗を示したのが、寛文9年(1669年)のシャクシャインの戦いだった。はじめはアイヌ側の優位で戦いが経過したが、松前藩は幕府や津軽藩の援助を得て新冠(現在の日高地方にある町)まで... 2010.01.01 2012.06.10 ねりこ@ななめし 0 函館・道南の歴史・伝説