茂草のぬかもり山に子供が大好きな石神様がいて、子供たちは毎日この石神様を、縄で縛って引っ張って遊んでいた。
ある時通りかかった婦人が、罰当たりだと子供たちを叱って遊びをやめさせた。すると、石神様が寂しがってその婦人の目を見えなくしたという。
婦人はイタコに占ってもらって石神様のことを知り、21日間石神様にお参りして許され、目も元に戻ったという。子供たちもまた元通り石神様と遊んだ。
また、ある松前藩主が八幡様以外の神は必要ないと、石神様を海に捨てようとしたが、この石神様がびくともしなかったので、立派な社を建てて祭り謝罪したという。
レポートと解説
この石神様をまつったのが、茂草にある写真の荒神神社だということです。
祭神は軻遇突智命(かぐつちのみこと)。例祭6月28日。創立不詳、元禄元年(1688)再建。明治9年(1876)村社。
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