百合子沢地蔵:木古内町
今から200年ほど前、札苅の山奥・百合子沢で地割れが出来て、そこからバラバラになったお地蔵様が出てきた。たまたま通りかかった村人がこれを見つ...
今から200年ほど前、札苅の山奥・百合子沢で地割れが出来て、そこからバラバラになったお地蔵様が出てきた。たまたま通りかかった村人がこれを見つ...
仲の良いアイヌの家族が住んでいた。いつものように夫と息子が漁に出たが、夕方になっても帰ってこない。二人の帰りを待っていた妻は心配して浜辺に出...
ある村人が雨の降る中、山菜採りに沼の沢まで来ると、白い着物の女性が沼のほとりに座り、髪を梳かしているのを見た。気味が悪くなり急いで村に戻ると...
かの円空が1665年頃置いていった、観世音菩薩坐像が御神体として祭られていた。しかし、漁もうまくいかず作物も取れない時期が続き、次第...
上ノ国町に伝わる小人伝説。 昔、三尺(約90センチ)ほどの大勢の男たちが、小さな船に乗ってここの磯山の土を取りに来た。葦までも抜いて持ち帰...
木古内町の市街地に近い海岸線にある温泉。 晴れた日は海からの陽光で浴室が光に包まれる。露天風呂はないが、浴室の前に火照った体を海風にあ...
木古内町亀川から山側に5キロほどさかのぼる。とある宗教家が昔修行の場に選んだ所。 8℃程度の冷鉱泉を温めて浴用にしている。ほんの少し濁...
この木は、地蔵堂横に立っていることから、地蔵杉と呼ばれています。 文政年間の頃、幸連の奥の百合子沢の頂上が裂け、そこから石のお地蔵様が...
この椿は、松前藩士笠島紋十郎の家系の者が、江戸時代末期に植えたものとされています。 当時、椿は高位の家柄の庭に植えられた樹木で、このこ...
木古内町サラキ岬は、幕末に建造された軍艦咸臨丸(かんりんまる)が沈没した地です。 咸臨丸は1857(安政4)年に建造された木造...