洲崎館跡(砂館神社)

上ノ国町砂館神社のあたりにあった、中世の館跡です。

長禄元年(1457)の戦いで功を挙げた武田信広が、上ノ国の守護だった蠣崎季繁の養女で安東政季の娘を妻として、同年に築いた館です。
近年になって、中国銭2500枚、中国製青磁、白磁、国産の陶器や人骨が発見されていますが、館の内部構造は未調査のために不明の部分が多いそうです。

洲崎館の西側の海の沖に怪光が現れたので、武田信広が秀延(上国寺開基)という僧に採らせたところ、それは古櫃に入った黄金の毘沙門像で、これをお堂に祀りました。
このお堂は後に毘沙門天王社となり、明治4年(1871)に砂館神社となりました。
この伝説の残されている浜は「古櫃の浜」と呼ばれています。
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